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森保監督 浅野&板倉を信じて待つ!メンバー発表前に実戦復帰無理でも「召集の可能性ある」

[ 2022年10月5日 04:30 ]

板倉滉と浅野拓磨(右)
Photo By スポニチ

 日本代表の森保一監督(54)が4日、ドイツ合宿後の欧州視察を終え、成田空港着の航空機で帰国した。来月1日に迫るW杯カタール大会(11月20日開幕)のメンバー26人の発表に向け、陣容は「だいたい固まっている」とし、「ロシアW杯も含めて4年間かけてチームづくりをしてきてのメンバー選考。改めてまた一から考えるということではないので、大枠としては決まっている」と説明した。

 細部を左右するのはケガ人の回復具合。ドイツ合宿を右膝内側側副じん帯断裂で外れたFW浅野拓磨(27=ボーフム)と左膝内側側副じん帯部分断裂のDF板倉滉(25=ボルシアMG)は代表のスタッフも治療に当たっており、現状ではW杯までに復帰できる見込みだという。11月1日の発表時点で「リーグ戦でプレーできているところを見られることがベスト」ではあるが、早期復帰は促さず、回復の見込みがあれば信じて待つ構え。「プレーできることが確認できれば本大会で招集する可能性はある」と明言した。

 また、1日のリーグ戦で右足を痛めたMF遠藤航(29=シュツットガルト)については「長期の離脱ではなく比較的早く復帰できると聞いている」と明かした。

 ドイツ合宿後は、スタッフと手分けして自身はポルトガルとスペインの視察を担当。ポルトガルでは日本人対決で守田が移籍後初得点を挙げたスポルティング―ジル・ビセンテ戦、スペインでは柴崎が途中出場した2部のレガネス―アルバセテ戦を観戦した。米国、エクアドルのW杯出場国相手に1勝1分けだった活動を踏まえ「自分たちがやるべきことはよりチームとして共有できた。W杯に向けての自信につながる活動だった」と総括。41日間という長旅の疲れを感じさせない、充実した表情を浮かべた。

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2022年10月5日のニュース