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横浜 4発大勝!水沼2得点で次節にも優勝も、3年ぶり奪冠へ思いぶつけた

[ 2022年10月2日 04:30 ]

明治安田生命J1第31節   横浜4ー0名古屋 ( 2022年10月1日    豊田ス )

前半、先制ゴールを決め喜ぶ横浜M・水沼(中央)(共同)
Photo By 共同

 明治安田生命J1リーグは1日、各地で8試合が行われ、首位の横浜はアウェーで名古屋に4―0で快勝し、勝ち点を62に伸ばした。MF水沼宏太(32)が先制を含む2得点の活躍。2位の川崎Fが札幌に敗れたため勝ち点差は8に開き、次節8日にも3年ぶりのリーグ優勝が決まる可能性が出てきた。

 クロス職人が主役となり、王座奪還に“王手”をかけた。今季6アシストの水沼が、横浜加入後初となるリーグ戦1試合2得点。前半16分に永戸のライン際からの折り返しに飛び込み、後半開始直後には連係から喜田の絶妙なダイレクトパスを冷静に流し込んだ。その後も決定機に顔を出し、あと少しでハットトリックの活躍。「なかなかチャンスはないので取れたら良かったけど、勝つことができたので」と笑顔を見せた。

 左足首の負傷で離脱していたFW西村が後半途中から、当初の見通しより早くピッチに戻ったのも朗報だ。「今日は多少無理したけど、それ以上にこのメンバーで優勝したい、それに貢献できるんじゃないかという気持ちが上回った」。指揮官の打診に、首を縦に振った心境を明かした。

 8日にG大阪に勝ち、川崎Fが清水に引き分け以下なら3年ぶりの優勝が決まる。水沼は「次も変わらず、一試合にかける思いを表現したい」と冷静に先を見つめた。

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2022年10月2日のニュース