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J1札幌のペトロヴィッチ監督が来季続投へ 1日に川崎F戦との激闘を制してJ1残留に王手

[ 2022年10月2日 06:00 ]

札幌・ペトロヴィッチ監督
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 コンサドーレ札幌のミハイロ・ペトロヴィッチ監督(64)の来季続投が濃厚となった。今季は厳しい残留争いの中、三上大勝代表取締役GMが8月28日にシーズン途中解任を否定する声明を発表。ただ、来季については言及していなかった。

 クラブはJ1定着、札幌のスタイル確立、若手の育成を柱にペトロヴィッチ監督を18年に招へい。長期政権を約束している。指揮官は今季、故障者多発で苦しいマネジメントを強いられ、就任5年目で初めてJ1残留争いに巻き込まれたが、勝負どころの9月以降は3勝1分け無敗。クラブの高評価に応えている。

 ペトロヴィッチ監督自身も札幌での仕事を楽しんでおり、来季への意欲を示している。06年来日から広島、浦和をそれぞれ6シーズン指揮。来季札幌を率いることになれば、同じ年数に並ぶ。

 札幌は1日の川崎F戦で2度の逆転を演じて4―3で勝利。19年のルヴァン杯決勝を思い出させるシーソーゲームを制した選手たちの奮闘に、ペトロヴィッチ監督は「このチームを指導できるのを誇りに思う」と言った。勝ち点を38に伸ばし、次節8日の福岡戦(札幌ドーム)で勝てば3試合を残してのJ1残留が決まる。

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2022年10月2日のニュース