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小泉ドロー弾!浦和が王手に弾み こぼれ球逃さず「何が何でも決勝切符」

[ 2022年9月22日 05:30 ]

ルヴァン杯準決勝第1戦   浦和1―1C大阪 ( 2022年9月21日    ヨドコウ )

<C大阪・浦和>後半、同点ゴールを決める浦和・小泉(手前から2人目)
Photo By 共同

 準決勝第1戦2試合が行われ、6年ぶり3度目の優勝を狙う浦和はアウェーで前回大会準優勝のC大阪と対戦し、1―1で引き分けた。先制されながら後半8分、MF小泉佳穂(25)の得点で追いついた。広島は福岡を3―2で下した。第2戦は25日に行われる。

 同点弾は小泉が決めた。0―1の後半8分、左クロスをスルーしてゴール前に走り込み伊藤のシュートを相手GKがはじいたこぼれ球を蹴り込んだ。「GKがいつもと違うのでほころびが出ると思って狙っていた。隙を逃さず決められて良かった」。貴重なアウェーゴールに表情を緩ませた。

 C大阪とは昨年も準決勝で顔を合わせ、決勝進出を阻まれた。今季リーグ戦は2連敗。今月14日には0―1で敗れ公式戦8試合ぶりの黒星をつけられた。

 殊勲の25歳は「絶対負けられない戦いだった。ACLは決勝に行ったけど、天皇杯は負けて、リーグ戦も優勝争いに絡めていない。どうしてもタイトルを獲りたい」と話した。

 チームとしても前半は攻め切れなかったが、4バックから3バックに変更した後半はロングボールを使った攻撃で相手を揺さぶった。手応えを持って第2戦に臨める。小泉は「180分での勝負。何が何でも決勝の切符を手に入れたい」と視線を上げた。

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