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C大阪 2年連続決勝進出へ 猛攻に耐えて意地のドロー 小菊監督次戦で“8月の再現”狙う

[ 2022年9月22日 06:00 ]

ルヴァン杯準決勝第1戦   C大阪1―1浦和 ( 2022年9月21日    ヨドコウ )

<C大阪・浦和>前半・先制ゴールを決めたC大阪のFW上門(撮影・岸 良祐)
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 C大阪は1―1で浦和に引き分けた。FW上門知樹(25)が開始2分で先制ゴールを決めたが、後半8分に追いつかれた。広島は敵地で福岡に3―2で勝利。10月22日の決勝(国立)を懸けた第2戦は25日に行われる。

 2年連続の決勝進出を狙うC大阪は意地のドローで耐えた。後半8分、相手FW小泉に同点弾を浴びて以降、前半握っていた流れを失い、致命傷となるアウェーゴール2発目のピンチに何度もさらされながら、執念で阻止。25日の第2戦に望みをつないだ小菊監督の口調も熱を帯びた。

 「準々決勝も、敵地での劇的なドローで準決勝に進んだ。今回もネガティブに思っていない。(次戦は)点を取りにいくし、勝ちにいく試合をしたい」

 決勝進出には、第2戦で勝利、もしくは2得点以上でのドローが必要となる。この状況は、8月の準々決勝とまったく同じだ。川崎F相手にホームでの第1戦を1―1で粘り、敵地での第2戦を2―2。アウェーゴール数の差で道を開いた。

 この日、開始2分で先制ミドルを叩き込んだ上門も「全員がいい準備をすれば次に進める。みんな決勝に行きたい思いが強い」と言葉に力を込めた。昨年は名古屋に敗れ、涙をのんだ雪辱の舞台へと続く扉を、一丸でこじ開ける。(八木 勇磨)

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2022年9月22日のニュース