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スコアレスドローに終わった神戸MF汰木「責任を感じる」

[ 2022年9月11日 06:00 ]

明治安田生命J1第29節   神戸0―0名古屋 ( 2022年9月10日    ノエスタ )

<神戸・名古屋>後半、神戸・汰木(右2人目)がシュートを放つも得点ならず(撮影・後藤 正志)
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 再三の決定機をモノにできず、J2降格圏に沈む神戸は勝ち点1にとどまった。吉田孝行監督は「選手は手を抜いていない。戦う姿勢を見せてくれた。ただホームで勝ち点3を取れなかったのは申し訳ない」と謝罪した。

 残り8試合になったこの試合前には、千布社長名義で異例の声明文。J1残留への決意と吉田体制継続を表明した。576文字の熱いメッセージ。後半21分に決定的なシュートをストップされたMF汰木康也は「自分の責任を感じます」といい、声明文については「自分はまだ読んでいないけど知っている選手もいると思う。危機感は個々で持っています」とクラブやサポーターら神戸に関わる全員の思いをくみ取った。

 守備陣は今季8度目のシャットアウトとなったが、攻撃陣は公式戦3試合連続無得点。DF酒井高徳は「1点が近いようで遠いというのを自覚して、そのためにラストまで走り切るとか相手にとって嫌なことをやり続けるしかない。今はその過程にあるし、継続していく」と強調した。

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2022年9月11日のニュース