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鹿島が「負の歴史」払しょくできず 川崎Fにリーグ戦で直近14試合勝ちなし

[ 2022年8月27日 21:40 ]

明治安田生命J1リーグ第27節   川崎F2―1鹿島 ( 2022年8月27日    等々力 )

<川崎F・鹿島>試合後、選手をねぎらう鹿島・岩政監督(右から3人目)(撮影・西海健太郎)
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 鹿島が16年から続く「負の歴史」に終止符を打つことはできなかった。前半開始早々に2失点。後半6分に追い付いたが、終盤は川崎Fの巧みなゲームコントロールで2点目を奪うことができずに敗戦した。これでリーグ戦での対川崎Fは14戦勝ちなし。就任3試合目の岩政大樹監督(40)は「選手たちは申し分のない90分間だった。負けたのは僕の責任です」と潔く語った。

 「新たな鹿島」に向けて王者にチャレンジし続けた。新たな布陣や、戦い方を志向する選手たちに向け、試合前のミーティングでは「常勝の看板を下ろして良いと伝えた」という。その真意について「チームを作っていく段階。たくさんのミスも負けもある。そこは引き受けるので続けることだけ。それを90分やってくれた。それは素晴らしかった」と選手をたたえた。

 ゴールを決めた仲間は岩政監督の発言について「選手たちを楽にするために言ってくれたと思う」とコメント。「率直な意見としては、岩政監督と新しいものを作るところ。常勝というよりはチャレンジしていくチームなのかなと思っています」とチームの現在地を冷静に分析していた。

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2022年8月27日のニュース