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C大阪が広島に完敗 MF清武の2カ月ぶり復帰も起爆剤とはならず

[ 2022年8月27日 22:47 ]

明治安田生命J1第27節   C大阪0-3広島 ( 2022年8月27日    ヨドコウ )

<C大阪・広島>後半、途中出場し競り合うC大阪・清武(左)(撮影・後藤 正志)
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 桜の“幹”が帰ってきた。6月26日の清水戦で左足首を負傷したMF清武が、1点を追う後半30分、2カ月ぶりにピッチへ。まだ患部に痛みは残る状況でも、タイトルへとひた走るC大阪にとって待ちに待った主将の復帰。加えて小菊監督も新型コロナ陽性判定からようやく帰還。2つの起爆剤も、勝利にはつながらなかった。

 序盤から苦しい展開となった。先発に日本代表メンバーを6人擁する広島。前半25分、一瞬の隙を突かれてMF茶島に先制弾を許した。広島・スキッベ監督が「前半はC大阪に自陣内でサッカーをやられた」と振り返った通り、C大阪も積極的な攻撃を仕掛けるも、あと一歩のところで跳ね返され、前半は1点劣勢で終了する。

 「プレーの強度は負けていない。攻撃は常に積極的なアクションを取り続けよう」

 小菊監督はハーフタイムに選手を鼓舞。後半18分にはパトリッキ、山田、北野のフレッシュなFW3枚を投入し、一気に打開を図るも、広島の堅守に封じ込められた。逆に後半36分、昨季までC大阪に所属していたMF松本に“恩返し”の得点を決められると、試合終了間際には今夏新加入したばかりのFWピエロス・ソティリウにダメ押しとなる初ゴールを献上した。

 広島とは来月7日に天皇杯準々決勝で再戦する。リベンジの機会は、すぐに訪れる。

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2022年8月27日のニュース