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FC東京のルーキー松木がJリーグ2点目で勝利に貢献「意地を見せて点を取ることができた」

[ 2022年8月27日 22:31 ]

明治安田生命J1第27節   FC東京6―3柏 ( 2022年8月27日    三協F柏 )

<柏・FC東京>前半、先制ゴールを決め駆け出すFC東京・松木
Photo By 共同

 FC東京の高卒ルーキーMF松木玖生(19)がJリーグ2点目を決めた。0―0の前半40分、FWディエゴ・オリヴェイラが右から折り返した低いクロスに反応。左ポスト際に走り込み、左足を目いっぱい伸ばして先制点を押し込んだ。

 今季チーム最多6得点の口火を切った19歳は「凄くいいボールが来て、触れるか、触れないか、ぎりぎりのところだったけど、意地を見せて点を取ることができて良かった」とほっとした表情で振り返った。

 初ゴールを決めたのは1―5で大敗した5月3日の福岡戦だった。今回は点の取り合いの末に大勝しただけに「常に自分が得点やアシストをしてチームに貢献したい気持ちが強かった。それが今日の得点につながって、なおかつ勝利につながって凄く良かった」と満足そうに話した。

 初ゴールから3カ月以上のブランクがあっただけにパフォーマンスにも気持ちがこもっていた。プロレスラー、オカダ・カズチカが見せるポーズ「レインメーカーポーズ」で喜びを表現した。

 今季23試合目の出場。新人ながらピッチに立ち続けている。出場時間1881分はチームで3番目に多い。松木に全幅の信頼を置くアルベル監督は「彼には明るい未来があり、将来日本サッカーを担う選手に育つ可能性がある。彼のような特徴を持った選手が日本のさらなるレベルアップに貢献する」と称賛した。

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2022年8月27日のニュース