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横浜FC・山根永遠 SNSで兄弟と勘違いされる川崎F山根に、いつか日本代表で「あいさつできたらいい」

[ 2022年8月26日 16:45 ]

Jリーグ

 横浜FCのFW山根永遠(23)が26日、町田戦(27日、Gスタ)を前にオンライン取材に応じた。チームとしては最短でのJ1昇格に向け、3連勝で首位キープを目指す一戦。「町田さんは速い攻撃だったり前にいい選手がいるので、切り替えの部分などで自分たちが上回り、全員で攻撃も守備もして試合に勝ちたい」と意気込んだ。

 自身は今月1日に群馬から完全移籍で加入した。16日の群馬戦、20日の岡山戦と直近の2試合では続けて途中出場しており、チームにフィットし始めている。「自分の力が100%発揮できているかと言ったらできていない」としながらも、「この前の試合でアシストが一つできたので、自信を持って1試合1試合戦っていきたい」と力を込めた。

 父の巌氏(46=J3富山コーチ)は、広島、大分、川崎F、柏、金沢でプレーした元Jリーガー。ただ、サッカーを始めたきっかけは父とは別だった。引っ越しを繰り返し、以前通った小学校と同じ小学校に戻ることになった小学生時代、友人と公園で一緒にサッカーができることを楽しみにしていると、友人は既にクラブチームに入っていた。その縁でクラブチームに加入したが、今度は千葉から広島への引っ越しが決まった。

 「その友達たちと“全国で会おう”っていう話になって、そこから“広島で一番強いチームはなんだろう”ってなって、広島の下部組織に入った。そこからずっと継続して(サッカーを)やっている」。広島ではジュニアユースとユースに在籍。トップチームへの昇格はできずにC大阪でプロとなったが、群馬に所属していた先月13日の天皇杯4回戦・広島戦では当時のコーチやトレーナーとの再会が実現した。「サッカーを続けているとこういう出会いもあるな、と再確認できた」とほほ笑んだ。

 ちなみに川崎Fの日本代表DF山根視来(28)とは兄弟と勘違いされることがあるが、血縁関係はない。「ツイッターとかで間違えられることあるんですけど、本当に申し訳ないというか、日本代表の選手なのに自分なんかと間違えられてという感じなんですけど…」と恐縮しきり。それでもいつかは同じ日本代表の舞台に立ってみたいという思いがある。「自分もあそこまで行ってあいさつできたらいいなと思う」と未来を見据えた。

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2022年8月26日のニュース