Sランス伊東　フランス1部デビューも10人の戦いで見せ場なくチームは連敗

フランス1部   スタッド・ランス2―4クレルモン （ 2022年8月14日 ）

クレルモン戦の後半、途中出場したスタッド・ランスの伊東（中央）
Photo By 共同

　サッカーのフランス1部スタッド・ランスに加入した日本代表FW伊東純也（29）が14日、ホームのクレルモン戦でデビューした。相手より1人少ない10人で2―3とされた後半31分から出場。しかし、1分後には追加点を奪われ、見せ場がないまま試合は2―4で終了し、チームは開幕2連敗となった。

　伊東はベルギー1部ゲンクから加入し、7月31日の親善試合サッスオロ戦に先発して前半に先制アシストを記録したが、内転筋に違和感を訴えて前半終了後に交代。心配された恥骨炎ではなく長期離脱は避けられたものの、地元メディアでは開幕2試合を欠場するとの報道もあった。7日のマルセイユとの開幕戦は遠征メンバーを外れてチームも1―4で黒星発進となったが、報道よりも1試合早く復帰して開幕2戦目のクレルモン戦でベンチスタート。チームは前半に2発のPK弾でリードを広げたが、後半2分の退場で10人となってから失点を重ね、伊東の投入も効果を上げることはなかった。

　伊東はコンディションに問題がなければ、次節21日のストラスブール戦で初先発を目指すことになる。