川崎F・GKチョン・ソンリョンが“FW起用”に前向きな姿勢「ヘディング強いです！」

川崎F・チョン・ソンリョン
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　川崎FのGK鄭成龍（チョン・ソンリョン）が、“FW起用”に前向きな姿勢を見せた。

　7日のリーグ横浜戦に向け、5日にオンライン取材に対応。新型コロナウイルス陽性者が相次いでいるクラブでは、7月30日のリーグ浦和戦、今月3日のルヴァン杯C大阪戦と、2試合続けてベンチにGK3人が入る異例の事態が続いた。丹野研太は自身の控えとして備えたが、安藤駿介と早坂勇希はフィールドプレーヤー用のユニホームを着て待機した。

　「あんちゃん（安藤）や、はや（早坂）も入っていることは僕の中でも力になる。一緒に試合に出ているという感覚になった。そういう気持ちで僕は最善を尽くしている。4人という状況は珍しいけど、誰がフィールドで出ようと、準備はみんなしていたと思う」と振り返った。

　そして自ら、母国の韓国・Kリーグ時代に「FWとして出たこともありますよ」と告白した。「交代でフィールドのユニホームを着て公式戦に出たところがあります。Kリーグのとき。韓国で（ニュースに）出ました」と明かした。

　FAカップの試合で、PK戦を目前にした最終盤だったという。「そのときは僕はPKを止めるのは得意な方ではなかった」ことからPK要員としては別のGKが入り、自身はFWで起用された。「チャンスはあった。スルーパスが入ってきて（GKと）1対1があったんですけど、終わってしまったんです」。当時は惜しくもゴールを逃したが、今後も不測の事態があれば「FWで出ます！ヘディング強いです！」と胸を張った。