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横浜・マスカット監督 優勝に向け「まだまだ長い道のり」 「目の前のあるドアを一つひとつ開けていく」

[ 2022年8月5日 13:23 ]

横浜のマスカット監督
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 J1で首位を走る横浜のケビン・マスカット監督(48)が5日、独特の表現で残りのリーグ戦への意気込みを語った。

 チームは7月30日の鹿島との首位攻防戦を2―0で制し、残り11試合で勝ち点差を8に広げた。そのことで試合後の選手たちからは優勝を意識する声が多く聞かれたが、2日後にリーグ2連覇中の川崎Fとのアウェー戦を控える中、練習後にオンラインで対応した指揮官は「彼らは彼らで思うことはあると思うので、それは普通のこと」と理解を示しつつも、「自分の中では、まだまだ長い道のりだと思っています」と強調した。

 そして「残り11個のドア(残り11試合)があると思ってください」と切り出し、「最後の11個目のドアをいきなり開けることはできないと思うんですね。だから目の前のあるドアを一つひとつ開けていくしかないと思っています」とユニークな表現を用い、あらためて目の前の試合に全力を注ぐ構えを示した。

 チームは3日の広島とのルヴァン杯準々決勝・第1戦を1―3で落としたが、リーグ戦は現在9戦負けなし。川崎Fにも今季、2月23日にホームで対戦し、4―2で快勝している。19年以来のリーグVへ、指揮官は「まずは川崎戦に向けて集中するということが一つと、ルヴァン杯の第2戦(10日)までまだ時間はある。ルヴァン杯は、川崎F戦が終わった後にしっかり準備する。次の試合というのがまずは大事になってくる。良い準備をしていきたい」と意気込みを語った。 

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2022年8月5日のニュース