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神戸 大迫弾の1得点のみで福岡に敗れる ルヴァン杯準々決勝第1戦

[ 2022年8月3日 22:32 ]

ルヴァン杯準々決勝第1戦   神戸1―2福岡 ( 2022年8月3日    ノエビアスタジアム神戸 )

<神戸・福岡>試合に敗れガックリする神戸イレブン(撮影・後藤 正志)
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 新型コロナ蔓延後初めて声出し応援が解禁されたが、神戸はサポーターに勝利を届けることはできなかった。警戒していたカウンター2発に沈み、終了間際の途中出場FW大迫勇也の1得点のみ。特に吉田孝行監督(45)が悔やんだのは前半45分間の戦い方だった。

 「相手がどういうシステムか分からない中で、新しいことにトライした」。今夏新加入FWムゴシャとFW小田裕太郎の2トップを採用。高さと速さを生かした攻撃でチャンスを作ろうとした。だが「いつもの守備組織や攻撃に出た時のパワーは少し足りなかった」と振り返るように、ボールは握るものの単調な攻撃で不発。前半途中から何度もシステムを変更したが、リズムが生まれなかった。

 DF槙野智章は「もう少し自分たちで臨機応変にやらないといけない場面もあった」と形にこだわりすぎたことを反省。失点シーンも「チャレンジ&カバーをしないといけなかった」と口にした。

 15年以来7大会ぶりの4強進出には、敵地での第2戦で2得点以上を奪っての勝利が必要。吉田監督は「サコ(大迫)の1点をプラスに捉えたい」と前向きに話すのが精いっぱいだった。

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2022年8月3日のニュース