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コロナ禍の川崎F C大阪に終了間際に追いつかれるも、脇坂のアウェーゴールで1―1 執念見せる

[ 2022年8月3日 20:58 ]

<C大阪・川崎F>前半33分、先制ゴールを決め、サポーターに向かってポーズを決める脇坂(撮影・北條 貴史)
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 ルヴァン杯準々決勝第1戦が3日に各地で行われ、新型コロナウイルス陽性者が続出している川崎Fは敵地でC大阪に1―1で引き分けた。18人をそろえたが、7月30日のJ1浦和戦に続いてGK3人がベンチに入る苦しい台所事情。後半44分に追いつかれるも、前半33分にMF脇坂泰斗(27)が貴重なアウェーゴールを奪い、タイトルへの意地を見せた。

 手負いの川崎Fが、敵地でプライドを見せた。16人で臨んだ浦和戦から、特別指定選手のFW山田新(22=桐蔭横浜大)を先発に、MFチャナティップ(28)をベンチに増やし、何とか18人を確保。それでもベンチには守護神3人と異常な状況は続いていた。その中で貴重なアウェーゴールを奪ったのは、先月のE―1選手権で日本代表に選出された脇坂だった。

 前半33分、自陣から右サイドを駆け上がったFW宮城天(21)からゴールに背を向けてパスを受け、反転。ペナルティーエリア中央から左足でゴール右を射抜いた。GK鄭成龍(チョンソンリョン=37)の再三のビッグセーブにも実らず後半44分には同点に追いつかれたが、鬼木監督が「タイトルを獲るための重要な戦い。覚悟を決めて戦おう」と呼びかけた一戦で執念は見せた。

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2022年8月3日のニュース