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FK弾デビューの堂安に「魔法の足」と称賛の声セットプレーから最多得点のフライブルクで期待高まる

[ 2022年8月1日 19:04 ]

ドイツ杯1回戦   フライブルク2―1カイザースラウテルン ( 2022年7月31日    ドイツ・カイザースラウテルン )

カイザースラウテルン戦でプレーするフライブルクの堂安=カイザースラウテルン(ロイター=共同) 
Photo By 共同

 サッカーのドイツ1部フライブルクに加入した日本代表MF堂安律(24)が公式戦初戦でチームを勝利に導くFK弾を決めた。2部カイザースラウテルンを相手に1―1で延長戦に突入。後半6分にゴール正面やや右寄りで約25メートルの位置から「位置的に自分が蹴った方が確率が高いと思った」と左足で直接狙い、右隅に決めた。ドイツでのプレーはビーレフェルトに所属した20~21年シーズン以来、2季ぶりで幸先よく白星スタートを切り「チームが勝ててよかった」と息をついた。

 地元メディアも新加入のアタッカーを称賛。キッカー誌は「セットプレーのエキスパートである堂安がすぐに利益となる」の見出しで活躍を伝え「この日本代表選手は消えてしまうこともあったが、いくつかの力強い攻撃のアクションを見せ、延長戦に素晴らしいFKで試合を決めた」と称えた。

 また、SWR(南西ドイツ放送)は「魔法の足」と表現。「フライブルクはPSVアイントホーフェン(オランダ1部)から獲得したこの日本人によってセットプレーの攻撃にさらなるオプションを手に入れた」と伝えた。フライブルクは昨季のリーグ戦でセットプレーからリーグ最多の24得点を挙げたという。キッカーとして高い評価を得ている右利きのイタリア代表MFグリフォと位置によって役割を分け合う存在として期待を込めた。

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