森保監督　中国戦は「広島軍団」6人で開幕2連勝だ

笑顔を見せる森保監督（中央）＝撮影・小海途　良幹
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　東アジアE―1選手権に出場している男子の日本代表は24日の第2戦で中国代表と対戦する。23日は千葉市内で最終調整した後、愛知県内の宿舎に移動した。開幕2連勝を目指す一戦に森保一監督（53）は、12～17年に指揮を執った広島の選手を中心に編成したチームで臨むとみられる。

　森保監督は古巣の選手たちに2連勝を託すことになりそうだ。香港戦で横浜勢を多数起用したように、中国戦も連係を重視し広島勢中心で臨む見通しだ。広島は17日に京都戦を行ったため香港戦は起用を見送ったがコンディションも問題ない。

　森保監督は広島から6人招集した理由を「攻守にアグレッシブな戦術の中で個で輝きを見せている」と説明した。佐々木のように広島監督時代に指導した愛弟子もいるが古巣だから選んだのではない。ハイプレスを軸とした戦術の中でのプレーを評価したのだ。佐々木も「広島だからということは一切ない。リーグで結果を出しているから6人招集されたと思う」と話した。

　2位だった前回大会に出場した佐々木は「優勝することにフォーカスしている」と恩師と共に優勝することに照準を絞っている。代表デビューを狙う荒木は「与えられたチャンスで力を示し、一つでも序列を上げて（W杯に）食い込んでいきたい」と意気込んだ。