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森保監督 E―1選手権の初戦快勝「個々の力を発揮しながらチームメートとつながるところをみせてくれた」

[ 2022年7月19日 21:25 ]

E―1選手権   日本6ー0香港 ( 2022年7月19日    カシマ )

<E1男子 日本・香港>後半、指示を出す森保監督(撮影・西海健太郎)
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 男子サッカー日本代表は19日に東アジアE―1選手権の初戦で香港代表と対戦。代表初招集のFW町野修斗(22=湘南)とFW西村拓真(25=横浜)が2ゴールずつ決めるなど6ー0で快勝した。

 試合を終えた森保一監督(53)は「チームとしては代表初招集の選手も多く、練習する時間もなかったですけどこの試合の中で成長しようすること、チームのクオリティーを上げようとすることなど個々の力を発揮しながらチームメートとつながるところをみせてくれたと思います」と振り返った。

 かつての「悲劇」を同じドーハの地で「歓喜」に変えるまで、準備のタイムリミットは4カ月に迫る森保ジャパン。今大会は国際Aマッチデー期間外のため国内組のみ26人の編成。現状の主力の大半を欧州組が占める中、「W杯に思いを持っている全ての選手にチャンスがある。個々の能力を見ながらW杯につなげていきたい」とJリーグ組にも目を光らせた。

 「優勝」を掲げるが、今大会最大のテーマはW杯に向けた新戦力発掘と底上げだ。「3試合でできるだけ多くの選手を起用しながらこの大会に挑もうと思っている」と初戦の香港戦からいきなり、11人の新戦力のうち、GK鈴木彩艶(19=浦和)、MF水沼宏太(32=横浜)、MF藤田譲瑠チマ(20=横浜)、FW町野修斗(22=湘南)、FW西村拓真(25=横浜)の5人を起用した。

 主将は常連の谷口を指名し、23人から26人に枠が増えたW杯メンバー編成の可能性を探った。来月末からは欧州に渡り、9月の代表活動まで視察を続ける予定。国内組を見定める実質的なラストチャンスが始まった。

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