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山下良美主審が女性初のプロフェッショナルレフェリー契約「責任を感じながら活動に励みたい」

[ 2022年7月14日 18:07 ]

イエローカードを持ち、フェアプレーを求める山下良美さん(撮影・西海健太郎)
Photo By スポニチ

 日本サッカー協会は14日、山下良美主審とプロフェッショナルレフェリー契約を結んだと発表した。女性で日本初のプロ審判となる。契約期間は8月1日から来年1月31日までで、その後は1年ごとに更新する。

 山下主審は「プロフェッショナルレフェリーとしての責任は大きい。その責任をしっかりと感じながら、日々の活動に励んでいきたい」と決意を述べた。

 山下主審は19年女子W杯、21年東京五輪などで笛を吹いた経験を持つ。昨年5月には女性として初めてJリーグ公式戦で主審を務めた。W杯カタール大会(11月21日開幕)では初の女性審判員に選出されている。

 これまではスポーツ施設に勤務しながらトレーニングや試合などの活動を続けてきた。8月以降は報酬を受け取り審判員に専念できる環境が整う。山下主審は「今までも審判活動に真しに全力で取り組んできた。トレーニング、試合に向かう準備は変わりないが、審判に専念できる環境が整った。自覚しながら取り組んでいきたい」と話した。

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2022年7月14日のニュース