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久保 “21歳の誓い” 親善試合ブラジル戦に向け「強ければ強いほど燃える。やれると思う」

[ 2022年6月4日 13:55 ]

<日本・パラグアイ>後半、ボールを競り合う久保(左)=撮影・小海途 良幹
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 この日バースデーを迎えた日本代表MF久保建英が“21歳の誓い”をした。「今季はW杯がある。そこを経験できるように頑張る。(W杯までの)残り半分のシーズンを大事にしたい」。21歳初陣となる6日の親善試合ブラジル戦(国立)へ気持ちを高めた。

 後半26分からの出場となった2日の親善試合パラグアイ戦(札幌)では「いやでも自分の立ち位置が見えてしまって焦りがあった」といい、プレーが空回りしてしまった。だが現在は割り切って、切り替えられていると強調。「間違えていたら指摘して欲しいけど」と前置きしつつ「ビッグゲームで自分のパフォーマンスに満足しなかったことがあまりない。強ければ強いほど燃える。やれると思う。南米は苦手じゃない」と不敵な自信を見せた。

 昨年9月のW杯カタール大会アジア最終予選・中国戦では圧巻のプレーで攻撃陣を牽引した。“時代の到来”を予感させたが、その直後のRマドリード戦で右膝を負傷。本来の姿から遠ざかってしまったが、それも今では糧になっている。

 「1回つかんだもの(チャンス)を手放すと、こんなに苦しいのかと。ただ現状を苦しんでも変わらない。(親善試合は)残り3試合ある。どうなるか分からない。僕はここからチャンスを狙っていきたい。良いサプライズになりたい」

 その第一歩は言うまでもなくブラジル戦での自身国際Aマッチ初得点、そして日本サッカー界初のブラジル戦勝利に導くことだ。

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2022年6月4日のニュース