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日本代表・中山雄太 激戦の左SB定着へ、伊藤&伊東から学習「自分自身の成長につなげていきたい」

[ 2022年6月4日 13:20 ]

中山雄太
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 日本代表DF中山雄太(26=ズウォレ)が4日、オンラインで取材に応じ、6日のブラジル戦(国立)に向けた意気込みなどを語った。

 2日のパラグアイ戦は後半から左サイドバックでプレー。先発は初招集のDF伊藤洋輝(23=シュツットガルト)に譲ったものの、自身は国際Aマッチ9試合連続出場で存在をアピールした。伊藤の台頭により、長友を含めた左サイドバックの定位置争いは激化。それでも着実に力を付けている中山は、伊藤についても「学ぶ部分はたくさんありました」と強調し、「しっかりそこはいただいて、自分自身の成長につなげていきたいなと思います」と謙虚な姿勢をのぞかせた。

 この日は、柏時代の同僚FW伊東純也(28=ゲンク)と居残りで行う1対1の練習についても言及。決行か否かは「どちらかというと純也くんの気分次第(笑い)」だというが、今や森保ジャパンの大きな武器となったスピードスターとの“特訓”に、「ドリブルは本当に高いレベルにあると思う。その選手とやれることは、凄く得るものは多い」と感謝を口にする。

 柏時代からは既に4~5年が経過。その頃と比べ「スタイル自体はたぶん変わっていない」としながらも、「タッチミスがなくなって、繊細さが凄く増している。縦の脅威以外にも、中に切れ込めて、なおかつ左足の質も上がってきている」と、凄味を増した先輩の成長を肌で感じているようだ。当然、切磋琢磨することで、互いの成長に繋げていることは間違いない。

 6日はいよいよ王国ブラジルとの一戦を迎える。先発の可能性もある中山は「強豪国との試合では、相手をリスペクトしすぎないことが大事」とし、「しっかりチャレンジできる部分は、逆に親善試合だからこそ増やして良いのかなと思う」と、FIFAランク1位の相手にも果敢にチャレンジする意気込みをのぞかせた。

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2022年6月4日のニュース