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日本代表・板倉滉 ブラジル戦の勝機を予測「局面で勝てばチャンスも」

[ 2022年6月4日 12:31 ]

<日本・パラグアイ> 2日の試合で相手のプレッシャーを受ける板倉(中央) (撮影・光山 貴大) 
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 日本代表のDF板倉滉(25=シャルケ)が4日、オンライン取材に応じ、6日のブラジル戦(国立)に向けた意気込みを語った。

 2日のパラグアイ戦では、MF遠藤に代わって後半頭からアンカーで投入された。試合前に森保監督から「アンカーで行くぞ」と予告されていたという。「あの90分間でいろんなことを試せたと思うし、僕としてもここ最近の試合ではなかなかないポジションでの出場となったので、いろんなことを試せて良かった」。チームではボランチを務めているが、最終予選ではセンターバックで出場。「多少いつもより違った感覚というか、もっともっとできたなかという印象がある」と満足せずに振り返った。

 主力組で臨むブラジル戦では、センターバックでの起用が見込まれる。世界ランク1位の相手について「うまいっすね。うまいし世界のトッププレーヤーが集まっているチーム。そういう相手に組織で戦うのはもちろんですけど、局面局面の1対1のところで負けない、球際で負けないところが大事になってくる」と板倉。「もちろんチームとしてすごいのもあるんですけど、ブラジルも個々に頼ってくる。局面で勝てばチャンスも何個かあると思うし、そのチャンスをどれだけものにできるか」と掲げた。

 奪った後のファーストプレーの質は、より重要だ。「日本の攻撃陣はボールを受けたがる選手だったり裏に速い選手、特徴を持った選手が多いので、まずはそこをしっかり見られるようにしたい。奪ったときに近くを見過ぎるよりはまずは前を見ながら、遠くを見ながらやっていけたらいい」とビルドアップでの貢献も誓った。

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2022年6月4日のニュース