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南野「負けたくない」 王国ブラジルの“世界一のGK”から金星弾決めるぞ

[ 2022年6月4日 05:30 ]

<日本代表練習>ミニゲームをする南野(右)と伊東(撮影・小海途 良幹)
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 パラグアイ戦では同じポジションの三笘が持ち味のドリブルを発揮して1得点を挙げた。出番がなかった南野は「良さを出すことだけを考えている」と意に介さなかったが、森保ジャパン最多17得点8アシスト。背番号10としてチームをけん引してきた自負はある。「勝てば自信になる。そこにこだわる」。過去2分け10敗の王国ブラジルからの初勝利に意気込んだ。

 A代表でのブラジル戦は自身初。相手のGKアリソンは同僚で「僕が見てきた中で世界一のGK。弱点はない」と苦笑いした。それでも「アリ(アリソン)が出てくるなら負けたくない気持ちは一層強い」と牙城を崩す決意を示した。

 リバプールでは今季公式戦24試合10得点3アシスト。前線からの守備やプレー強度も高く評価されている。守備の時間が長くなることも想定されるブラジル戦は「攻守の切り替えがポイントの一つ」と南野。W杯で対戦するドイツ、スペインへの試金石となる一戦で、日本に希望をともす。 (飯間 健)

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2022年6月4日のニュース