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ACLで浦和が白星スタート MF江坂は1得点1アシスト「いいクロスを上げられた」

[ 2022年4月16日 01:12 ]

ACL東地区F組   浦和4―1ライオンC ( 2022年4月15日    ブリーラム )

後半、チーム4点目のゴールを決め喜ぶ浦和・松尾(右から2人目)
Photo By 共同

 浦和はACLのF組1次リーグ初戦でライオン・シティ(シンガポール)に4―1で勝利し、準優勝した19年大会以来のアジアの舞台で好スタートを切った。

 開始直後からペースを握った。ボールを保持しながら攻勢に出ると、8分に先制点が生まれた。左サイドに流れながらパスを受けたMF江坂任(29)が中央にクロス。「いい形で左サイドを突破できて、キャスパーの動きも見えていた。いいクロスを上げられた」。ニアサイドに走り込んだデンマーク人FWキャスパー・ユンカー(28)が頭で合わせてゴールネットを揺らした。

 その7分後にはMF松尾佑介(24)が左サイドを突破して、江坂が「松尾が深くまでえぐってくれて、それに合わせられた」と右足でフィニッシュ。背番号33の1得点1アシストで早々と2点をリードした。

 さらに42分にはウェーデン人MFダヴィド・モーベルグ(28)が強烈なミドル弾。日本代表DF酒井宏樹(32)の浮き球のパスを見事にトラップすると、そのままターンして左足を振り抜いた。しかし、その1分後にバックパスの軌道がズレてまさかのオウンゴールに。“天国”と“地獄”を味わった。

 3―1で迎えた後半も攻め手を緩めない。1分に右サイドをモーベルグが攻略し、ペナルティーエリア内のMF伊藤敦樹(23)にパス。さらに松尾につながってトドメの4点目が決まった。その後も攻め続け、白星スタートを飾った。

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2022年4月15日のニュース