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横浜・マスカット監督「このベトナムという地でしっかりいい成績を残していきたい」ACL中2日の6連戦へ

[ 2022年4月15日 16:21 ]

横浜のマスカット監督
Photo By スポニチ

 横浜はあす16日、ACL1次リーグ初戦のホアンアイン・ザライ戦(ベトナム)に臨む。高温多湿のベトナム・ホーチミンでの集中開催となる1次リーグは、中2日の6連戦となる過密日程。この日、初戦の公式会見に臨んだケビン・マスカット監督(48)は「練習では天候の部分でなかなか恵まれてはなかったですけど、このベトナムという地でしっかりいい成績を残していきたいなと思います」と力強く宣言した。

 横浜は2年ぶり5度目のACL出場。Jリーグ王者として臨んだ20年は、クラブ史上初の1次リーグ突破を果たしたものの、16強で水原(韓国)に敗れて敗退。悔しい思いをした。選手を代表して前日会見に出席したMF水沼宏太(32)は「まずは(1次リーグの)全6試合に勝つ気持ちで来ていますし、選手全員で戦うことが求められますので、1試合、1試合、総力戦ということでやっていきたいと思います」と今大会に向けた強い意気込みを語った。

 相手のホアンアイン・ザライは昨年のリーグ覇者で、ACLは今回が3度目の出場。セルティックの元日本代表MF井手口陽介(25)の兄で、昨年限りで現役を引退した正昭さん(33)がかつてプレーしていたことでも知られている。直近では今月9日のベトナム杯でPKの末に勝ち上がり8強入りを果たしたが、リーグ戦では今季ここまで4戦3分け1敗とまだ勝てていない。

 指揮官は相手に印象について「ベトナム代表選手も何人かいて、前線と後ろに外国人選手もいる。危険なことは映像で確認しています」と警戒を示した上で「相手どうこうよりも、自分たちのやるべきことをやっていくことが大事」と強調。水沼も大事な初戦へ向け「雨だったり、イレギュラーなことはたくさんありましたが、みんなで楽しみながらこれを乗り越えて、最高の試合ができるように、まずはあした全力でぶつかっていきたいと思います」と力を込めた。

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2022年4月15日のニュース