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「冷めていた」と控えに回されたマジョルカ久保が途中出場で攻撃を活性化 6連勝のアトレチコ止める

[ 2022年4月10日 12:51 ]

スペイン1部   マジョルカ1―0 アトレチコ・マドリード ( 2022年4月9日    スペイン・パルマデマジョルカ )

マジョルカの久保建英(ロイター)

 マジョルカが6連勝中だった3位アトレチコ・マドリードに1―0で競り勝ち、連敗を7で止めて8戦ぶりの勝利を挙げた。ハビエル・アギーレ監督(63)にとっては就任2戦目の初勝利で降格圏の18位に沈んでいたチームは圏外の17位に浮上した。

 久保建英(20)は後半9分から出場して攻撃陣を活性化。後半23分にムリキが挙げた決勝のPK弾には絡まなかったものの、勝利に貢献した。指揮官は2戦連続でベンチスタートとなった日本代表MFに関し、先発として準備をさせながら練習のパフォーマンスが不満で控えに回したと告白。「久保はスタメンとして1週間練習していたが、私は何もかも好きではなかった。プレーが消極的で冷めていて自分の居場所を見つけることができないでいた」。久保に対しては先発を外した理由も直接説明したという。

 この日の久保は体を張った激しいプレーも見せ、後半20分にシュートを外した際は右手を芝に叩きつけて悔しがる場面もあった。アギーレ監督はこのリアクションを「久保には意欲があって(ピッチで)証明した。とても良いプレーで競い合って戦った。彼に満足している」と高く評価。チームにとっても久保にとっても価値ある勝利となった。

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2022年4月10日のニュース