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鈴鹿FWカズが2戦ぶり先発復帰!JFL最年長弾お預けも「溜め役」で攻撃活性化

[ 2022年4月10日 17:06 ]

JFL<鈴鹿・ホンダロックSC>前半、スタメン出場し、パスを出す鈴鹿・三浦知良(撮影・坂田 高浩)
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 JFL鈴鹿ポイントゲッターズのFW三浦知良(55)が10日、ホームのホンダロック戦で2戦ぶりにスタメン復帰した。この日は従来のFWよりもトップ下に近いエリアでプレー。ボールタッチ数は格段に増え、攻撃のリズムを作った。試合後のカズも「いいフィーリングで45分間できたと思う」と一定の手応えを感じていた。

 スピードある栗田マークアジェイ(24)と組んだ前線。カズが下がり目でプレーした意図について兄の三浦泰年監督は「栗田がスペース役、カズが溜め役。その方が生きると思った」と言う。試合後のカズは「ペナルティエリア内に入ってからのアイデアが少なかった」と今後の課題も口にしたが、得点の匂いを感じさせた。

 前半26分には相手の直接FKの場面で自軍の壁の裏側に寝そべり、グラウンダーのシュートを防ぐ役も買って出た。試合後は「練習でもやったことがない」と笑った。前節は両足の内転筋に張りを訴え、出場を見送ったが、この日は45分間プレー。勝利のため随所に体も張った。

 次戦は17日、アウェーでのソニー仙台戦。一戦ごとチームへのフィットも増して来た。JFL最年長ゴール&カズダンスの瞬間は確実に近づいている。 

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