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トライアウトで脊髄損傷の相沢ピーターコアミが退院報告 ボール蹴る動画も公開「後は這い上がるだけ!」

[ 2022年1月12日 21:06 ]

<2021 JPFAトライアウト(午後の部)>トライアウトに参加した相沢ピーターコアミ(撮影・西海健太郎)
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 昨年12月に開催された日本プロサッカー選手会主催のトライアウトで負傷し、入院していたGK相沢ピーターコアミ(20)が12日、自身のインスタグラムなどで退院したことを報告した。

 この日、昨季まで所属していたJ2千葉がクラブ公式ツイッターで「相澤ピーターコアミ選手が年明け退院をし、グラウンドで身体を動かせるまで回復いたしました」と発表。グラウンドでランニングをしたり、ボールを蹴る動画も公開した。首の周りにサポターを着用した相沢は動画の中で「だいぶ回復してきたので、ここから頑張ります」とメッセージを寄せている。

 その後、自身のインスタグラムでも「この度無事退院する事が出来ました!」と報告。「入院中、先が見えず絶望感に苛まれる中、沢山の方々のメッセージのおかげで、怪我には負けてられない気持ちが燃え上がってきました。改めて、支えて貰っている事の有り難みを感じました。本当に感謝しています」と感謝をつづり、「後は這い上がるだけ!ここから活躍する事だけが恩返しだと思っています。ご心配をおかけしすぎていますが、それを吹き飛ばすくらいの良いニュースをこれからお届け出来るように精進します。ここからまた頑張ります」とメッセージを送った。

 相沢は先月12月9日に行われたトライアウトの11対11の試合で相手選手と激突し、膝が頭部を直撃。スタジアムに入った救急車で病院へ搬送され、「中心性脊髄損傷」と診断された。19年に千葉入りも公式戦出場はなく、同4日に契約満了が発表されていた。

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2022年1月12日のニュース