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Jリーグ、東京Vに「罰金100万円及びけん責」処分 永井前監督のパワハラ認定

[ 2021年12月24日 17:50 ]

 Jリーグは24日、J2東京Vに「罰金100万円及びけん責」の処分を課すことを決めた。

 永井秀樹前監督(50)が選手らにパワハラをした疑惑が表面化し、クラブに調査を命じていたが、提出されたコンプライアンス委員会報告書によると、監督がクラブ所属の選手やスタッフに対して、「サッカーの指導に不必要に攻撃的な言葉や暴言」「不適切な指導や不適切な取り扱い」「人格等を否定する言葉や暴言」が認められ、ハラスメントを行ったことが認定された。これを受けて、Jリーグが東京Vの取締役や管理職者から直接事情聴取を行い、事実関係を確認。裁定委員会への諮問を経て、クラブ側の管理監督義務違反を認め、Jリーグの社会的信用を毀損したものとみなし、クラブに対して処分を決めた。

 永井前監督に対してJリーグの処分はなく、日本協会に報告し、ライセンスなどについての処分が検討される。村井チェアマンは「ハラスメント行為については撲滅していく、絶対に許さない、今後は起こらないように注意してきたがまだまだ力不足もあった」と、厳しい表情で伝えた。

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2021年12月24日のニュース