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長谷部が現役続行でEフランクフルトと契約延長へ。ビルト紙が報道

[ 2021年12月24日 19:53 ]

Eフランクフルトの長谷部誠
Photo By スポニチ

 アイントラハト・フランクフルトの元日本代表DF長谷部誠(37)が契約を延長する見通しになったとドイツ紙ビルトが24日に伝えた。

 同紙は長谷部が1月18日に38回目の誕生日を迎えることを指摘する一方で「この日本人が39歳でブンデスリーガでプレーすることは、もう既に決まっているようだ。Eフランクフルトは彼と5回目の契約延長をするもようだ」と伝えた。すでにクラブ首脳が長谷部と契約延長に関して話し合い、今後数カ月の間に契約内容を固めていくことで合意したという。

 グラスナー新監督を迎えた今季は8月14日のドルトムントとの開幕戦こそ先発したものの、その後は控え扱いが続いて出場機会さえない時期もあった。しかし、9月30日の欧州リーグ・アントワープ戦で先発して今季公式戦初勝利に貢献すると、3バックの中央で存在感を深めてチームの浮上に貢献。長谷部抜きの構想を描いていた指揮官も現在では「彼が37歳になってなおも学んでいることは模範的だ。マコトは前方への守備に関し、またさらに大きく前進した」と称えているという。

 クレッシェ取締役も「彼は特別。特にこの年齢でのコンディションレベルにおいて。完全なプロフェッショナル」と称賛。「マコトは我々のどの選手にとっても模範だ。彼という人格がチームにおいてどれほど重要かは、ピッチ上で若くたけだけしい選手たちをどれほど落ち着いて率いているかで見て取れる」と続けた。

 年少のチームメートから「おじさん」といじられる長谷部だが、ピッチでは衰えた様子を見せることなく、前半戦最終戦となった18日のマインツ戦ではフル出場で1―0の勝利に貢献。加入8年目のベテランにとってはクラブ通算200戦目の節目だったという。

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2021年12月24日のニュース