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清水・権田が完全移籍 日本代表守備の要が来季も戦力に

[ 2021年12月21日 05:30 ]

GK権田修一
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 清水の日本代表GK権田修一(32)が、来季も残留することが20日までに決定的となった。

 権田は今季、ポルトガル1部のポルティモネンセから期限付きで加入。リーグ戦では全38試合にフル出場するなど、チームのJ1残留に大きく貢献した。関係者によれば、クラブ側は来季も不可欠な戦力と判断。大熊清GM(57)らを筆頭に“再獲得”に全力を注いだ中、この日までに移籍金などクラブ間で合意。完全移籍で残留することが決まったという。輝かしいキャリアを誇る権田を巡っては、国内の複数クラブが獲得に名乗りを上げるなど争奪戦に発展していたが、権田自身も清水側の熱意に応え残留を決めたようだ。

 今年は日本代表でも歴代最長の国際Aマッチ出場9試合連続無失点を達成。森保ジャパンの絶対的守護神として君臨している。苦しい戦いが続くW杯アジア最終予選でも、堅守を誇る守備陣の軸として活躍。14年W杯ブラジル大会ではメンバー入りするも出場なしと悔しさも味わったが、悲願のW杯初出場は日本の“サッカー王国”から目指すことになる。

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2021年12月21日のニュース