田中碧「試合に出ることが一番の目標」　“激戦区”ボランチで定位置アピールを！

日本代表のMF田中碧
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　日本代表は4日、W杯アジア最終予選サウジアラビア戦（7日、ジッダ）に向け現地での合宿をスタート。練習前にオンラインで取材対応した東京五輪代表MF田中碧（23）は、果敢に定位置争いに挑む姿勢を見せた。国内組で臨んだ19年E―1選手権を除けば、今回が初のフル代表入り。田中は「やっぱりすごく光栄なこと。小さい頃から目指してきた場所」と喜びつつ「選ばれることもそうだけど、やっぱり自分が試合に出ることが一番の目標」と強い意気込みを語った。

　A代表のボランチは柴崎、遠藤、守田らがひしめく激戦区。今夏ドイツ2部デュッセルドルフに移籍した23歳はライバルについて「僕が言うまでもなく、素晴らしいものをそれぞれが持っている」と強調した上で「でも僕もみんなにないものを持っている」ときっぱりを話した。そして具体的には「自分1人でゲームの流れを上手く循環させること、前につけるボール、1発のスルーパスは得意じゃないけど、くさびのボール、裏に出すボールは勝負できると思う」とし、「そういう部分を出して行ければ」とイメージを膨らませた。