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横浜FCカズが未来のJリーガーと交流「初心に帰る」。大迫、長友らの復帰には「Jが楽しくなって来た!」

[ 2021年10月4日 19:20 ]

横浜FCのカズが未来のJリーガー相手にドリブル突破
Photo By スポニチ

 横浜FCのFW三浦知良(54)、MF中村俊輔(43)、FW渡辺千真(35)の3選手が4日、横浜FCサッカースクール保土ケ谷校の幼稚園児、小学1、2年の約30人と交流。約1時間、ゲーム形式などで汗を流した。緊急事態宣言も解除され、未来のJリーガーとも久々の触れ合い。カズも「初心」に帰る機会となった。

 得意のシザースを繰り出すなど、子供たちと最後まで真剣にボールを追ったカズは「やっとこういう日を迎えられた。戦術とかではなく、ボールを一生懸命に追っかける。草サッカー、ストリートサッカーじゃないけど本能で出来るサッカー。子供の頃の僕もそうでしたし、初心に戻れます。1時間があっという間、最高ですね」。自身もまた新たなパワーをもらっていた。

 この日はコロナ感染対策も徹底した上でメディア対応も実施。今夏、大迫、武藤(神戸)、酒井(浦和)、長友(FC東京)ら多くの欧州組が復帰したJリーグについても言及。「お金の話になっちゃいますが、大迫が4億円、武藤が2億円(いずれも推定)、そういう数字が出てくると夢が膨らんで来る。一番上のゼロが1個少ないと下はもっと少なくなっちゃうわけで上がもっと引き上げてくれれば。お金の話になっちゃってあれですが、プロとはそういうものだと思いますし、後は力を証明してくれれば底辺が広がってくれると思います」と大歓迎した。

 中でも長友と言えば、オフ恒例の「カズ晩さん会」の参加メンバー。今夏はカズの古巣でもあるセリエAジェノアへの移籍も取り沙汰されており「(吉田)麻也さん、長友さんとジェノバの海岸でピザを食べるはずだったんですけどね。都内になっちゃいましたけど長友さんみたいにパッション、経験ある選手はJリーグに必要。みんな、一緒にピッチに立てたら嬉しいと言ってくれますし、Jリーグが楽しくなってきましたね」と笑った。

 もちろん、今も魂を注ぐ日本代表へのエールも忘れない。9月のオマーン、中国戦も当然、チェック済み。「決めるところで決めて常に優位に立ちたいですよね。取らないと相手のペースになってしまう。ただ最終予選は取れないのが普通、1~2点の勝負。簡単でないのは僕らも一番、知ってますから。決めるところで決める力があれば、この2試合(サウジアラビア、オーストラリア戦)も乗り切れると思う」と話していた。
 

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2021年10月4日のニュース