×

セルティック古橋、サウジ戦OK弾! 日本代表“追加召集の男”膝の負傷から完全復活のろし

[ 2021年10月4日 05:30 ]

スコットランド・プレミアリーグ   セルティック2ー1アバディーン ( 2021年10月3日 )

<アバディーン・セルティック>前半、先制ゴールを決めて喜ぶセルティックの古橋
Photo By 共同

 スコットランド1部セルティックの日本代表FW古橋亨梧(26)が3日、敵地でのアバディーン戦にフル出場し、今季公式戦8点目となる先制ゴールを決めた。チームは2―1で勝利した。9月7日のW杯アジア最終予選の中国戦で膝を負傷し、30日の欧州リーグのレーバークーゼン戦で復帰したばかり。森保ジャパンに追加招集された男が、代表合流前に完全復調を印象付けた。

 らしさの詰まった一撃で、古橋が完全復活ののろしを上げた。前半11分、味方がスローインから右サイドでボールを持つと前のスペースを確認。狙ったのは自身をマークしている相手DFの背後だ。目線が切れると同時に死角へと走り込んで勝負あり。抜けてきたボールを胸でゴールに押し込んだ。

 9月7日のW杯アジア最終予選の中国戦で膝を負傷。3~4週間の離脱とみられていたが、驚異の回復力をみせた。30日のレーバークーゼン戦に先発すると、後半29分までプレーし、GKとの1対1など見せ場をつくった。この日もフル出場して1得点。多くのチャンスに絡み、復活を強烈にアピールした。

 当初はケガの影響も考慮され、W杯アジア最終予選のサウジアラビア戦(7日、ジッダ)とオーストラリア戦(12日、埼玉)の招集は見合わされた。だが、1日に日本協会から追加招集が発表され、森保ジャパンの正念場となる2試合への参戦が決定していた。

 MF久保建英が負傷で外れ、MF伊東純也が次戦は出場停止と、先月7日の中国戦では2列目でともに戦ったメンバーが不在となる。だが、心配ご無用。代表合流直前のリーグ戦でゴールを決めた男が、最終予選でも暴れてくれるはずだ。

続きを表示

この記事のフォト

2021年10月4日のニュース