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J理事会 入場制限緩和へ「ワクチン・検査パッケージ」に取り組む方針示す

[ 2021年9月28日 18:26 ]

 Jリーグは28日、理事会後にオンラインで記者会見を行い、10月以降の公式戦で新型コロナウイルスワクチンの接種証明書、陰性証明書によって入場制限を緩和する「ワクチン・検査パッケージ」に取り組む方針を示した。

 マスクの着用や大声で会話しないなど、従来の感染対策は引き続き踏襲する一方、村井満チェアマンは「緊急事態宣言、まん延防止等重点措置が緩和されて移行阻止になるとすれば50%、もしくは1万人という一つの暫定基準が出てくる。それをプラスアルファで超えるものに関して、今回のパッケージを特例的に対応していく」と話した。

 埼玉スタジアムや日産スタジアム等の収容人数が6万を超える会場については「50%と言っても、(観客数が)3万とかになってしまう。そういう大箱のところは50%以内の中で特定のワクチンシートを設けていくようなクラブが現実的には多くなると思っている」。

 その上で、今後の課題として「ワクチン摂取履歴、陰性証明をどのように確認するのか」という点を挙げ、「リーグとクラブでワクチン接種や陰性証明の具体的な定義とそれを確認する手段を3密(密閉、密集、密接)にならないような形でスムーズに運用できるかが、一つの大きなチャレンジになる」と話した。

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2021年9月28日のニュース