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神戸が熱いぜ 大迫-武藤ホットラインで3位浮上 武藤「素晴らしいアシスト。次はお返しをしないと」

[ 2021年9月25日 05:30 ]

明治安田生命J1第30節   神戸2ー0清水 ( 2021年9月24日    アイスタ )

<清水・神戸>前半9分、ゴールを決め大迫と喜ぶ神戸・武藤(右)(撮影・西海健太郎)
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 1試合が行われ、神戸は敵地で清水を2―0で下した。前半9分に日本代表FW大迫勇也(31)のアシストから元日本代表FW武藤嘉紀(29)が移籍後初ゴールをマーク。今夏に加わった2人の活躍で暫定3位に浮上した。

 神戸に新たなホットラインが生まれた。前半9分、DF初瀬のパスから大迫が左サイドを抜け出し、中を見てから左足でクロス。飛び込んできた武藤が頭で合わせると、これが相手DFに当たってゴール左へと吸い込まれた。大迫にとっては移籍後初アシスト、移籍後初ゴールの武藤にとっては15年6月7日の松本戦以来、2301日ぶりとなるJリーグでの得点となった。

 「大迫選手がボールを収めてくれるし、彼にマークが集中して自分がフリーになることも多い。素晴らしいアシストが来たので、次はお返しをしないといけないですね」

 武藤は大迫に感謝した。神戸からのビッグオファーを受け、今夏にJリーグへと復帰。本来なら3トップ中央の大迫が仕留め役だが、巧みにポジションを動かしながら決勝点を奪った。

 大迫は後半42分にMF大崎の追加点にも絡み、これでチームは2連勝。1試合消化の多い名古屋を得失点差で抜き、ACL出場圏内の暫定3位に浮上した。「自分たちが(Jリーグに)帰ってきたのは、神戸を常勝軍団にするため」と武藤。元スペイン代表MFイニエスタが前半のみで交代するなど今後への不安も残したが、欧州帰りの2人が最前線で神戸をけん引していく。

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