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鹿島MF永木 中2日・天皇杯J2長崎戦へ気合「ここからは総力戦」

[ 2021年8月16日 12:49 ]

真剣な表情でパス練習に励む鹿島・永木(中央)
Photo By スポニチ

 J1鹿島のMF永木亮太(33)が、大きな背中で若手をけん引する。3―0快勝した徳島戦から一夜明けた16日、鹿嶋市内で調整。中2日で迎える18日の天皇杯4回戦J2長崎戦(トラスタ)に向けて「ここからは総力戦になる。中2日で選手も入れ替わる。新しく入った選手が、頑張れるようにしていきたい」と意気込んだ。

 リーグ、天皇杯の2冠を達成した16年を最後に国内タイトルから遠ざかる。当時を知る永木は「優勝する時は、誰が出てもいい戦いができていた。16年はそれが顕著に出ていた。ずっと同じメンバーでは優勝できないと思うし、普段の練習からみんなが1つになるのは難しいが、そこを突き詰めていくためには勝つことが大事」と、ベテランは言う。

 優勝を知るメンバーも少なくなり、若手も増えてきた。今季は限られた時間での出場が続くが、永木は「試合に出た時にどういうプレーができるか。結果を出せばスタメンでも起用される。そういう所を(若手に)見せるではないが、若手の励みになればと思っている。そういう選手が出て活躍すれば、チームの相乗効果にもなるので。それが1番の望み」。頼れるベテランが背中でみせる。

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2021年8月16日のニュース