×

五輪代表登録枠18→22に拡大、GK彩艶らバックアップから正式メンバーに

[ 2021年7月2日 05:30 ]

鈴木彩艶
Photo By スポニチ

 日本協会の反町康治技術委員長(57)が1日、東京五輪のサッカー競技の登録枠が18から22に拡大されるという通知をFIFAから受けたと発表した。

 東京五輪のみの例外措置となる。従来の登録18人の規定では、負傷や病気などの場合のみバックアップメンバー4人から入れ替え可能だった。新たな規定は登録を22人とし、試合ごとに18人のメンバーを選ぶ。これまでは一度外れた選手の再登録はできなかったが、22人の中から自由に入れ替えられる。新型コロナウイルスの影響で、プレー可能な選手が減る可能性を考慮したとみられる。

 これに伴い、男子はバックアップメンバーとして選出されていたGK鈴木彩艶(浦和)、DF町田浩樹(鹿島)、瀬古歩夢(C大阪)、FW林大地(鳥栖)、女子は木下桃香(日テレ東京V)、林穂之香(AIK)、三宅史織(INAC神戸)、GK平尾知佳(新潟)をバックアップから正式な代表メンバーとする方針。男子4人には既にクラブを通じて通知され、反町技術委員長は「彼らは非常に喜んでいる。競争が生まれて、いい緊張感がある合宿になる。ウエルカム」と話した。

 森保一監督も枠の拡大を「日本にとってもいい条件。過酷な日程と気候の中で選手たちのことを考えると、ケガのリスクも低くなると思う。プレーヤーズファーストの観点ではいい」と好意的に捉えた。

 また、新たにルールも設けられた。試合成立には7人以上の選手と最低1人のコーチが必要で、試合を行えなかったチームは、0―3での敗戦となる。

続きを表示

2021年7月2日のニュース