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湘南 6戦ぶり勝利!“五輪代表候補GK対決”は湘南・谷に軍配

[ 2021年6月21日 05:30 ]

明治安田生命J1第18節   湘南3―2浦和 ( 2021年6月20日    埼玉 )

<浦和・湘南>前半、指示を出す湘南・谷(撮影・西海健太郎)
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 明治安田生命J1リーグは20日、各地で2試合が行われた。22日の東京五輪男子代表発表前最後の試合で、浦和の鈴木彩艶(ざいおん、18)と湘南の谷晃生(20)の代表候補GKが激突。湘南が3―2で逆転勝ちし、リーグ6戦ぶりの白星を挙げた。

 湘南は浦和の下部組織出身のMF山田とMF岡本のゴールなどで3点を奪い、22日に東京五輪代表発表を控えるGK谷が好守も見せて6試合ぶりの勝利。浮嶋監督は「前半戦の最後で勝ちを拾えたのは大きい。勝ち点3を意識してやってくれた」と振り返った。途中出場の岡本は「埼スタは自分の力以上のものを出させてくれる。(埼スタで)ゴールを決めたのは初めて。夢がかなった」とうれしそうだった。

 ≪浦和 GK鈴木が痛恨3失点≫U―24代表GK鈴木が3失点を喫し、五輪メンバー発表へ最後のアピールとはいかなかった。同代表の川口能活GKコーチも視察した一戦。後半25分にはクロスに飛び出すも相手FWに先に触られ、同42分にはビルドアップでの自身のミスから決勝弾を献上し、試合後は悔し涙を流した。「2、3点目は自分のミスから生まれ、悔しい気持ちです」。FWユンカーの2得点で試合を優位に進めたが、公式戦11戦ぶりの黒星となった。

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