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実りある中断期間…G大阪・松波監督「新しい発見があった」16日に天皇杯・関学大戦

[ 2021年6月15日 16:14 ]

天皇杯2回戦・関学大戦に向けて最終調整するG大阪の松波監督(右)(C)GAMBA OSAKA
Photo By 提供写真

 あす16日に天皇杯2回戦・関学大戦(パナスタ)を控えるG大阪の松波正信監督(46)が、今後の巻き返しに向けた新オプションに言及した。J1は残留圏ギリギリの16位と苦しむ中、2日の湘南戦後から2週間の中断期間。その間に攻守両面での方向性の整理と連係構築をしてきたが、同時に「新しい発見もあった」という。「どう効果が出るか、対戦相手のレベルが上がってこないと分からないところもあるが、試合を見ていけば分かる」と詳細は伏せたが、天皇杯やACLでトライしていく方針だ。

 「何十年もプロの世界にいるが、天皇杯は難しい。相手をリスペクトして戦わないといけない。少しでもスキや甘さを見せると、現代サッカーはレベル高いので足元をすくわれる」と警戒したように、天皇杯では大学生相手に2連敗中(18年・関学大、19年・法大)。今年はFC東京も初戦で大学生に敗れた。それだけにまずは全力で勝利を奪いにいく姿勢を示し、その上で新オプションを試していくイメージだ。

 4月18日のリーグ清水戦以来約2カ月ぶりの有観客試合。その間には宮本恒靖監督との契約解除や降格圏に沈むなど苦しい時間が続いた。関学戦はヤキモキするサポーターの不安を一蹴し、今後の明るい希望を灯すためにも重要な1戦になる。

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2021年6月15日のニュース