J1復帰への救世主期待！長崎、MFウェリントンハット「シーズン終わりにみんなでハッピーに」

長崎に新加入したブラジル人MFウェリントンハット（写真提供:V・ファーレン長崎）
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　サッカーJ2長崎に新加入したブラジル人MFウェリントンハット（28）が21日、オンライン会見した。

　主にサイドを主戦場とするウェリントンハットはACゴイアニエンセ（ゴイアス州1部）から期限付き移籍。昇格の最有力と目されながら14試合を終え13位と奮わないチームの攻撃を活性化させる起爆剤として活躍が期待されている攻撃的MFだ。

　自身の特長については「中に切り込んでのシュートやそこからのアシスト、ロングシュート」とアピール。日本のサッカーについて「ブラジルのほうが個でやってくる部分が多いのでそこは違うと感じる」と話し、チームに対しては「質が高くてみんな監督が求めていることに対して一生懸命やっている。もっともっと大きくなっていくチーム」と好印象を口にした。

　チームにはエジガルジュニオ、ルアンら4人のブラジル人選手が在籍しており「いろいろサポートしてくれてすんなり（チームに）入れた」と感謝した。

　「チーム、日本のサッカーに適応するために一生懸命頑張っているところ。シーズンの終わりにみんなでハッピーになれるようにしたい」。

　チームの目標である昇格へ向け巻き返しを誓った。

　松田浩監督（60）も新戦力に高評価。「非常に実践向きの選手。派手さはないが勝負所、体を張るところを押さえている。背中で戦う姿勢をみせるところもある、玄人受けする選手。期待しています」。

　ウェリントンハットは3月29日に加入が発表されていた。