神戸本拠・ノエスタが新型コロナワクチンの大規模接種会場に　明日から予約開始し31日から接種スタート

ノエビアスタジアム神戸
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　神戸市の久元喜造市長は21日、神戸市役所内で記者会見を開き、ノエビアスタジアム神戸を新型コロナワクチンの大規模接種会場として設置することを発表した。今月31日から接種をスタートする。

　楽天グループの三木谷浩史会長から久元市長のもとに「ノエスタに接種会場を作りませんか？」とメールが届いたことが発端。その後に急ピッチで調整が進み「今日の発表の日を迎えた」という。

　あす22日からインターネットでの予約受付を開始。27日に大規模接種のシュミレーションを実施し、31日から接種を開始する。当初は1日1000人の接種から始まり、その後に1日5000人へと拡充。「将来的には、さらに拡大することも予定している」と同市長は明かした。ノエスタへの交通機関として、JR兵庫駅とJR新長田から直行無料バスの運行も実施するという。

　オンラインで会見に出席した楽天グループの三木谷会長は「自治体が頑張っているけど、民間やアカデミーも一丸となって取り組んでいく必要があると思っている。（自分は）いち経済人ではあるけど、総力を挙げて今回のプロジェクトに協力したい」と語った。