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本田圭佑「FIFAのルールはなんか微妙なルール多い…変えた方がいいっすね」移籍ルール改正を提言

[ 2021年2月16日 21:08 ]

本田圭佑
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 ポルトガル1部ポルティモネンセ入りが破談になった元サッカー日本代表MF本田圭佑(34)が16日、パーソナリティーを務めるニッポン放送「本田圭佑『NowVoice』」にポルトガルからリモート出演。FIFA(国際サッカー連盟)に対し、移籍に関するルール改正を提言した。

 番組冒頭でアシスタントを務める同局の東島衣里アナウンサー(30)から登録期限に間に合わず、移籍が破談になったことについて聞かれると「もともと2月4日までポルトガルの移籍市場っていうのが開かれてるというオープンな情報があって。僕は2月2日の夜の11時58分ぐらいにサインをしたんですけど、その理由が表に出ている情報とは違ってコロナの影響でどこかシーズン途中でこの移籍市場の期間が変更になってたらしいんです。それが2月2日の夜の12時までだったんですね。それに途中で関係者全員が気づいて、僕寝てたんですけど急に叩き起こされて。で、サインするってことになって。あと2日ぐらいあると思ってたんで。あと2日ぐらいは色々ゆっくりどうしようか決めようかなって。まだ本当に最終、最後決めてなかったんですよ。でも、もう急(せ)かされたんで決めるって感じでとにかくもう契約の内容も確認しながらサインして。そこまでは良かったんですよね。じゃあ、これで晴れてポルティモネンセの選手かと思ってたら登録に間に合わなかったみたいで。登録に間に合わなかった理由…細かいとこは分からないですけど、単純に間に合わなかった、多分時間的に厳しかったんでしょうね」とまずは経緯を説明した。

 「それがまずポイントとしてひとつなんですね」とした上で「もうひとつあるのが、移籍市場とは関係のないプレーヤーってのがフリーエージェントと言われる僕の今の立場の選手なんですよ」と所属チームがなく登録期限に左右されないはずの本田のような選手についてのルールに言及した。「パッって聞いてもらった人は『あれ?移籍市場ってフリーエージェントの人って関係ないんじゃないの?本田圭佑選手はいまフリーですよね』って。これは僕もその認識だったので。なんだったら2月4日に決めなくてもいいって思ってたんですよ。で、これに関係者が急に気づいたのにつながっているんですけど、フリー選手は(昨年の)夏のタイミングの移籍市場が閉まった段階でフリーの選手のみ。その選手のみがフリーエージェントとして認められるっていうようなルールらしいんですよ。僕は冬からボタフォゴやめてフリーになってるんですね。その選手はフリーエージェントと条件を満たさないみたいな。結果、僕は移籍期間内にサインをしないといけなくなりました、それに気づいたのがメチャメチャぎりぎりの2月2日の夜の11時50何分でした、そっから提出したけど登録期間内には登録が間に合いませんでした…で、今なんですけど」と本田。事前に登録が間に合わなかったという現地報道があったため実際に聞いた時に驚きはなかったとしたものの「毎回、FIFAのルールはなんか微妙なルール多いなって思ってるんで。変えた方がいいっすね、ルールね」と改正を訴えていた。

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2021年2月16日のニュース