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増嶋竜也さん主催トライアウトが開始 兵藤慎剛、宮崎智彦、松本光平らが参加

[ 2021年2月15日 20:47 ]

ミニゲームで汗を流す兵藤(右から2人目)ら選手たち
Photo By スポニチ

 昨季限りで引退した元千葉の増嶋竜也さん(35)が主催するトレーニングキャンプが15日、大阪の堺市内で始まった。未所属Jリーガーを救済する自主的なトライアウトで、この日はJ1通算338試合出場を誇るMF兵藤慎剛(35)、元J2磐田のDF宮崎智彦(34)ら10選手が参加した。

 参加選手は以下の通り。(年齢/前所属)

・DF阪田章裕(36/福島)
・DF宮崎智彦(34/磐田)
・DF松本光平(31/オークランドシティ)
・DF水谷尚貴(30/FC今治)
・DF坂口貴哉(22/関西大) 
・MF兵藤慎剛(35/仙台)
・MF内藤洋平(32/北九州)
・MF阿部豊(26/ムサンサラマ)
・MF清川流石(24/愛媛)
・FW服部航平(20/京都)

 昨季限りで仙台との契約が満了となった兵藤は、新たな所属先が決まらなかった中で、同学年である増嶋さんのプロジェクトに賛同して参加を決意。「あがけるところまで、あがいてみたい。体も動くし、まだまだできるところをアピールしたい」と決意を口にした。Jリーグ通算246試合出場の宮崎は「この年齢でまだ輝ける場所があるかは分からないけど、限界を感じるまでやりきりたい」と語った。

 今キャンプにはフィジカルトレーナーらも帯同しており、かつてG大阪などでプレーした武井択也氏が運営に参加。3月7日までの3週間にわたって実施され、現在はJFLのチームなどと4試合の練習試合が組まれており、JクラブやJFLのスカウトらも視察に訪れる予定となっている。また、試合映像なども提供する。
 練習を見守った増嶋さんは「同じ感情を持った選手たちが一緒に練習をしている姿を見て、なおさらサポートしたいと思った」と語った。資金はクラウドファンディングで募っている。

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2021年2月15日のニュース