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サウサンプトン南野 初先発で“名刺代わり”鮮烈デビュー弾、指揮官の期待応えた

[ 2021年2月7日 05:30 ]

<サウサンプトン・ニューカッスル>移籍後初ゴールを決めた南野(AP)
Photo By AP

 プレミアリーグでリバプールからサウサンプトンに今季終了まで期限付き移籍した日本代表FW南野拓実(26)が6日、アウェーのニューカッスル戦で衝撃デビューを飾った。加入初戦で中盤の左サイドで先発すると、0―2の前半30分にいきなりゴール。新しい環境で好スタートを切った。

 左後方からのパスを右足でトラップし、ペナルティーエリアに進入すると、ゴール左前から左足でシュート。ニアサイドを豪快にぶち抜いてチームメートから祝福を受けた。

 強豪リバプールでは今季カップ戦で3得点し、昨年12月には待望のリーグ初ゴールも決めた。それでも出番は限られ「サッカー選手なのでそういう時もある。今までも乗り越えてきた」と試練として受け止めたが、移籍期限ぎりぎりに出場機会を求めて決断。新天地で強い後押しを得た。

 サウサンプトンのラルフ・ハーゼンヒュットル監督はオーストリア1部ザルツブルク時代から南野に注目。リバプール移籍時は「なぜ、我々は獲得できないのか?」と強化担当に詰め寄ったという。そんな指揮官の「最初の練習から素質を見せてくれた。すぐ助けてくれる」という期待に一発回答。チームは前節2日のマンチェスターU戦でリーグ記録に並ぶ9失点の大敗を喫したが、再スタートの一戦で南野が大きな一歩をしるした。

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