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森保J 3月W杯予選は国内組限定か、FIFAが代表チーム派遣義務特例措置4月末まで延長

[ 2021年2月7日 05:30 ]

サッカー日本代表・森保監督
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 FIFAは5日、クラブから代表チームへの選手の派遣義務を一部緩和する特例措置を4月末まで延長すると発表した。代表戦の開催地への入国時、またはクラブに戻った後に5日間以上の隔離が必要となる場合、招集に応じる義務が免除される。これを受け、日本が3月に行うW杯アジア2次予選に影響が及ぶ可能性が出てきた。

 A代表はミャンマー戦を25日に国内で、モンゴル戦を30日に敵地で予定している。現在、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大で、EUも含めて厳しい出入国制限が行われている最中。ミャンマー戦は、1月時点で森保一監督(52)が「国内組だけで戦うことも考えて議論していきたい」と想定していた通りになる可能性がある。一方、敵地のモンゴル戦については国内組の派遣を含めた編成の難航が予想される。

 3月には東京五輪に臨むU―24代表も26、29日に親善試合を予定している。公式戦ではないため開催自体が危ぶまれ、開催されても本番4カ月前に主力を占める海外組を呼べずチームの融合が進まない可能性がある。

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