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本田圭佑 ロシアW杯後に引退考えていた…現役続行決めたのは「退屈しなくなったから」

[ 2021年2月4日 23:15 ]

本田圭佑
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 元サッカー日本代表MF本田圭佑(34)が4日、プレミアム音声サービス「NowVoice」でポルトガル1部ポルティモネンセへの移籍を生報告。2018年のロシアW杯後に引退を考えていたことを明かすなど、挑戦を続ける自身の哲学を熱く語った。

 まず今回の移籍については「俺はお金でプレーしてない。条件のいいオファーはブラジルへ行く前からあったけど断った」とコメント。年俸ついての明言は避けたが、前回所属していたブラジル1部ボタフォゴでは「4000万円以下」だったと明かした。

 自身が追求するのは「幸せ」とコメント。「結局のところ、人生は自己満足だと思うし、それを求めた方が幸せだと思う。退屈が嫌いで、楽しいとかワクワクが好き。それを追い求めるとリスクがつきまとう。自分自身の人生を豊かにするために(常に)チャレンジし続けるだけ」と自身の“哲学”を語った。

 さらに今年35歳になる本田は引退について「若い時は自分のパフォーマンスが少しでも落ちたら引退しようと思ってた。2018年のロシアW杯後に引退を考えていた。だけどプレーを続けていき、ポジションを変えていく中で新しい発見があった。これまでは得点にこだわってきたけど、それ以外でも微妙なプロセスの違いがあって、考えが変わって退屈しなくなったから」と現役続行を決めた心境を語った。

 今回の契約は半年のみとなるが「もっとワクワクしたことをやれるはず。今は将来のことは(皆さんに)約束しないと決めている」と独特の“本田節”で新天地での活躍を誓った。

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2021年2月4日のニュース