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山梨学院のGK熊倉“神セーブ”でV導いた 「チームを救う」元チームメートの得点王、安斎止めた

[ 2021年1月11日 17:20 ]

<高校サッカー決勝 青森山田・山梨学院>相手の2人目とめる山梨学院・熊倉(撮影・西海健太郎)
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 山梨学院がPK戦の末、11大会ぶり2度目の優勝。3大会ぶり7回目の出場で、全国3962校の頂点に立った。

 主将のGK熊倉匠(3年)が決勝戦でもPK戦で存在感を見せつけた。2-2でPK戦へと突入すると、この日失点を許していた青森山田2人目のMF安斎颯馬(3年)の右へのシュートを横っ飛びで見事にストップ。4―2での勝利へと導いた。準決勝の帝京長岡戦でもPKを2本止める好守を見せた守護神が決勝戦でも、大仕事をやってのけた。

 インタビューでは「うれしいです。きょう2失点してしまって自分の中で何もやっていなかったので、最後はチームを救うということで貢献できて良かった」と興奮気味に語った熊倉。得点王となった安斎はFC東京U―15深川時代のチームメイトでもあり特別な存在だったが、最後に自身の成長ぶりを見せつけた形となった。
 

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2021年1月11日のニュース