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ボローニャ冨安 豪快ヘッドで今季2点目!チームは5戦連続ドローもマルチロールぶり発揮

[ 2021年1月7日 01:19 ]

ウディネーゼ戦でゴールを決め、チームメートと喜び合うボローニャの冨安(左から4人目)(AP)
Photo By AP

 サッカーのイタリア1部セリエAは5日、第16節が各地で行われ、日本代表DF冨安健洋(22)が所属するボローニャがホームでウディネーゼと対戦。冨安は右サイドバックで先発出場すると、前半19分にセットプレーから今季2点目となる先制ゴール。しかし、数的不利の状況もあり後半アディショナルタイムに同点ゴールを許し2―2の引き分け。チームは5試合連続のドローで第9節クロトーネ戦(〇1―0)以来となる7戦ぶり白星をつかむことが出来なかった。

 開幕から全試合フル出場を続ける冨安は前半19分、右サイドで得たフリーキックからゴール前に飛び込むと高い打点のヘッドをゴールへと叩き込み先制点。その後互いに1点を奪い合い2―1で後半へと折り返す。

 後半2分にはMFスヴェンベルグが2枚目のイエローカードを受け退場になり、数的不利の苦しい状況となるが冨安を中心とした守備陣が奮起。攻め込まれる場面も多かったがポストにも救われるなど耐え続け1点差でアディショナルタイムに突入した。

 だが後半47分、ついに失点。自陣左サイドを崩されMFアルスランにシュートを許すと、味方DFに当たりそのままゴールイン。同点とされると、その後も攻め込まれたが逆転は許さず。ホームで勝ち点1を手にした。

 白星こそ逃したが冨安は積極的なボール奪取や体を張ったクリアなど守備に奮闘。後半途中からは1列ポジションを上げ、中盤でもプレーするなどマルチロールぶりを存分に発揮。今季は公式戦全18試合連続フル出場となった。

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2021年1月6日のニュース