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J2福岡のFW遠野大弥がJ1昇格へ残り3戦の爆発を誓う 「優勝しか見えていない」

[ 2020年12月10日 19:10 ]

試合後に取材に応じた福岡FW遠野
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 J1昇格圏の2位をキープするJ2福岡のFW遠野大弥(21)が10日の練習後にオンライン取材に対応した。

 6日に行われた前節金沢戦では後半42分に起死回生の同点ゴールを決め2点のビハインドを追いついた。昇格へ貴重な勝ち点1を積み重ねた値千金の一撃を振り返り「9試合ぶり(11月1日第30節磐田戦以来)に点を取ってどういう感情か分からなかったけど、うれしくてすごい泣きそうになって」と照れ笑い。「長い間決められてなかったので吹っ切れたかなと思う。取れるだけ(点を)取ってチームに貢献したい」と残り3戦での爆発を宣言した。

 次戦13日はホームに京都を迎える。現在昇格を争う徳島、長崎を降した難敵に、福岡も前回対戦では敵地で0―2で敗れており「同じチームに2回負けることは許されないと思います」とリベンジを誓い「得点ランキング1位のウタカ選手がいるが、受け身にならず点を取れれば」と撃破に力をこめた。

 最終節までもつれそうな徳島、長崎との三つ巴の激しい昇格争い。「前節徳島さんが黒星になって、まだまだ流れはこっちにあるのかと思う。優勝しか見えてないので、まだまだ自分たちでつかめるチャンスはある」

 残り3戦。優勝に向かって、ゴールを決めてみせる。

 ○…長谷部茂利監督も取材に応じた。前節の「負けなかった」金沢戦を含め現在7戦負けなし。好調のチームを「状態は悪くはありません」と評価し、課題については「自分たちで防げる失点を防ぎきれていない、取れそうなところで(得点を)取れたり取れなかったり、ゲームの運びを含めてまだまだ修正して残り3試合に臨める」と話した。次戦の京都戦へは「組織を磨いてきているので攻撃だけではなく守備面でも自信を持って自分たちの高めていることをみせたい」と抱負。「先制点は大事」と先行することをポイントにあげた。

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2020年12月10日のニュース